◆英国公式募金活動のお知らせ◆
tfl (Transport for London)
DEC(The Disasters Emergency Committee)
British Red Cross
上記の、三団体より全面的なサポートを受け、
英国公認の東日本大震災へ向けた募金活動を
地下鉄駅構内にて行います。
地下鉄構内での募金活動に関しては
許可がおりるのは、大変難しく
1年以上前からの申請/協議の元、国から許可がおります。
当初話しをもちかけたところ、
先々の契約が決まっているため、ほぼ不可能との返答でした。
ですが、なんとかこの非常時に
少しでも協力してもらえないかと、
tflのボスに呼びかけたところ、数日の協議の上、
無事、許可を得る事ができました。
このように、緊急に決定する事が異例である以外にも、
日本人の個人に対し、構内での募金活動を許可した事は
過去に例がなく、今回がはじめてとの事です。
皆さんご存知のUnderground(Transport for London/ロンドン交通)をはじめとする、
英国の企業、団体、他
英国人皆が、今回の惨事に心を痛めており、
彼らの想いが、国のルールを動かし、
英国人代表としても、少しでも協力したいとの事で
活動する運びとなりました。
今回許可をいただきました英国指定場所・地下鉄構内での募金活動にあたっては
向こう1年、活動団体がすでに決められているため
その予定の中の、わずかな空き日程に入り込んでの活動ということで
あまり多くは活動できません。
ですが、地下鉄に関わる人間の一人として、
私にできる部分で何か協力ができたら、と思った次第です。
今回、協議にかけてくださったり、
様々な部分での許可を取るために時間を割いてくれたり
英国人の通行人に呼びかけた内容の
国認可の公式ポスターを制作するにあたっての指揮を取ってくれた、
tfl本部のボス、Robert Varneyに本当に感謝致します。
そして、英国の皆さん、有り難うございます。
つきまして、
24日木曜・ロンドンブリッジ駅、
28日月曜・ウォータールー駅にて
終日募金活動を行います。
(朝7時~終日許可済)
もし、お手伝い頂ける方がいらっしゃいましたら
参加できる駅、時間帯を明記の上、メールフォームより、ご一報頂けたらと思います。
*駅構内でのルールにより、 活動人数の規制があります。最小限の人数での募金活動となります。
管理関係が厳しい場所のため
認可が難しく、急な日程になりますが
短時間でも御協力頂ける方がいらっしゃいましたら
是非とも宜しくお願い致します。
英国でのパブリックでの募金活動は、国への申請・協議のうえで公式な許可が必要であり、英国赤十字(BritishRedCross)のサポートが必要不可欠となります。国の認可のあとにも、英国赤十字より活動目的調査の他に、活動申請団体(者)の精査(今回のケースは当方個人)が厳しく行われ、正しい救済活動と判断された場合のみ募金活動が認められます。(不正/不審な活動や個人の”自由集金活動”を防ぐため) 活動当日は、英国赤十字より支給された公式ユニフォーム(目的や場所に合わせた仕様)の着用ほか、公式バケット(募金箱)以外の使用はできません。英国内で行うボランティア活動には、募金箱等に公式団体のマークが記されている事が必須となっておりますので、ご留意ください。
今回の活動概要及び、皆様のご協力によって集められた募金は、地下鉄募金活動記録として国に残され、全額、British Red Crossを通して日本の被災地へ送られます。
Yoko Hallelujah | ヨーコハレルヤ(ハレルヤ洋子)
*このページ文章は、英国での公式募金活動の記録として、また、当時活動に御協力頂いた皆さまへの感謝の記録として、Yoko Hallelujah 旧ブログ「姐さんの戯言」2011年3月公開のページ当初の掲載内容を移転し、こちらに掲載しております。